季刊労働法131号(1984/春季)
目次
■時評
政策システムの効率性
上智大学教授 小山 路男
■事業場外労働と“みなし規定”
変則勤務における労働時間の考え方について
法政大学教授 秋田 成就
事業場外労働の多様性と時間管理
同志社大学教授 安枝 英★
多様化する事業場外労働と行政の対応
「みなし規定」の解釈、適用をめぐって
労働省中央労働基準監察監督官 石川 勝美
営業・外勤者の時間管理と「みなし規定」
茨城大学教授 山本 吉人
ホワイトカラーの日本的雇用慣行と労働時間の矛盾
出張・営業活動・接待・社用ゴルフ・冠婚葬祭等
弁護士 安西 愈
■外勤・出張者の時間管理 アンケート調査結果
営業・外勤者の時間管理
時間外割増賃金の支給/諸手当の支給/就業規則等の規定/労基法施行規則第22条の“みなし規定”の適用
出張者の時間管理 出張中の労働時間の算定/休日にまたがる勤務/“みなし規定”にもとづく社内規定
調査結果の分析と特徴
上智大学教授 山口 浩一郎
■労働委員会から
新潟県地方労働委員会・真摯な研究会で時代に対応
新潟県地方労働委員会 網干 道雄
■労使関係ジャーナル
動き出した八四春闘
ジャーナリスト 板垣 保
■第2特集 年金改革の焦点
年金改革の必然性とそのあり方
日本団体生命・取締役 村上 清
年金統合の主要論点
朝日新聞編集委員 橋本 司郎
共済年金と制度調整の課題
共済組合連盟常務理事 増田 康明
婦人の年金保障体系をめぐって
上智大学講師 山崎 泰彦
(資料)年金制度改正案(概要)と改正事項の主要ポイント
■イベント 記者の目
男女雇用平等法の波高し/単身赴任はもの悲しいよ/「労問研報告」ガイドポストなきガイドポスト
東海林 哲也
■地域労働運動の展開2
国民春闘の展開と総評・地域労働運動
総評・組織部長 大原 将爾
■連載 ME革命下の労働現場2
メリカにおけるOA化と女子労働(下)
早稲田大学国際部講師 木村 愛子
新刊の窓
神奈川大学助教授 橋本 宏子
■おぴにおん
地元では小さく、国会では大きく
参議院議員 富塚 三夫
■判例研究
「計画休暇」と時季変更権の行使
高知郵便局事件 最高裁二小 昭58・9・30判決
京都大学大学院博士課程 中島 正雄
■重要判例解説
一時金の欠勤控除
パンアメリカン航空事件
休憩時間中のビラ配布と懲戒処分
明治乳業事件
生理休暇手当に関する就業規則の不利益変更
タケダシステム事件
自動車運転事故と安全配慮義務
陸上自衛隊第七通信大隊事件
求人票記載「見込額」の意味と労働契約
八洲測量事件
■重要資料紹介 「婦人労働」をめぐる研究報告
婦人の職業生活と健康状態
東京都立労働研究所「婦人の職業生活と健康に関する調査研究報告書」(昭和58年12月)より抜粋
婦人少年問題審議会婦人労働部会公益委員 青柳 武
婦人の職業生活と健康状態
東京都立労働研究所「婦人の職業生活と健康に関する調査研究報告書」(昭和58年12月)より抜粋
婦人少年問題審議会婦人労働部会公益委員 渡邊 道子
婦人の職業生活と健康状態
東京都立労働研究所「婦人の職業生活と健康に関する調査研究報告書」(昭和58年12月)より抜粋
婦人少年問題審議会婦人労働部会公益委員 和田 勝美
男女雇用平等法の法制化の議論に向けて
労働省婦人少年問題審議会婦人労働部会公益委員から出された審議のためのたたき台(昭和59年2月20日)
婦人少年問題審議会婦人労働部会公益委員 青柳 武
男女雇用平等法の法制化の議論に向けて
労働省婦人少年問題審議会婦人労働部会公益委員から出された審議のためのたたき台(昭和59年2月20日)
婦人少年問題審議会婦人労働部会公益委員 渡邊 道子
男女雇用平等法の法制化の議論に向けて
労働省婦人少年問題審議会婦人労働部会公益委員から出された審議のためのたたき台(昭和59年2月20日)
婦人少年問題審議会婦人労働部会公益委員 和田 勝美
■ずいひつ
「プロ」喪失時代
随筆家 網代 毅
■連載
労働法の実務相談
予防と解決
1 営業マンには時間外手当を支払わなくてよいか
2 他社でのオペレーター作業にたいするみなし規定の適用は可能か
3 小集団活動の適正な運用の法的留意点は?
明治大学教授 松岡 三郎