季刊労働法161号(1991/秋季)
目次
■座談会 創刊40周年記念企画
季刊労働法40年の軌跡と戦後労働法学
一橋大学名誉教授、八千代国際大学教授 蓼沼 謙一
法政大学名誉教授、神奈川大学副理事長 青木 宗也
京都大学名誉教授、 龍谷大学教授 片岡 昇
■複数組合併存をめぐる法的課題
組合併存下の労使関係と労働条件
中京大学教授 橋詰 洋三
過半数組合の締結した協約・協定の効力
北海学園大学教授 小宮 文人
複数組合併存と賃金・昇格差別
最近10年の展開を中心として
名古屋大学教授 和田 肇
残業差別と不当労働行為
山形大学教授 高木 紘一
組合併存下の前提条件の諾否と差別
西南学院大学教授 高橋 貞夫
便宜供与差別
組合事務所・組合掲示板を中心に
弁護士 宮里 邦雄
■たいろん
組合併存と労務管理
日経連法制部長 浅井 英男
組合併存と労務管理
連合法規対策局部長 熊谷 謙一
■座談会 創刊40周年記念企画
判例法における団体的労使関係の現代的課題
法政大学教授 山本 吉人
立教大学教授 小西 國友
弁護士 安西 愈
東海大学教授 中嶋 士元也
■特別論文
労使自治と不当労働行為
北海道大学教授 道幸 哲也
■実務労働法研究(1)
法定40時間制に直面した企業の対応策
慶応義塾大学大学院 廣石 忠司
■文献研究(1)
企業内組合活動
東京大学大学院 大内 伸哉
企業内組合活動
労働法文献研究会 渡辺 章
企業内組合活動
労働法文献研究会 中嶋 士元也
■連載 日本ユニオンリーダー論
わが国におけるユニオンリーダーの現況と課題
(社)国際産業・労働研究センター事務局長 岩崎 馨
■ずいひつ
眼高手低と眼低手高
後醍醐天皇と足利尊氏
作家 童門 冬二
■海外四季報
最近のアジアの労働力移動について
早稲田大学教授 鈴木 宏昌
■外国法研究
変貌するEC労働法
社会的基本権に関する共同体社会憲章のEC労働立法への影響
弁護士 須網 隆夫
■労使関係ジャーナル(最終回)
労使関係のパラダイムを考える
評論家、常葉学園大学教授 仲 衞
■論文紹介
外国人労働者問題を考える
改正入管法の概要と外国人労働者の人権・労働条件
岸井 貞夫
外国人労働者への労災保険、社会保障法の適用
坂本 重雄
フランスにおける賃金決定の法構造
法定最低賃金
川口 美貴
ILO基準にみる夜間労働規制の変容
「工業・女子・禁止」から「全産業・男女・規制」へ
斉藤 周