季刊労働法189号
目次
■時論
労働基準法改正の意義
上智大学名誉教授 花見 忠
■改正労基法の争点とこれからの問題点
新裁量労働制をめぐる問題点
弁護士 安西 愈
労働者代表制と労使委員会
北海学園北見大学教授 新谷 眞人
労働契約期間の上限の延長と実務上の問題点
弁護士 牛嶋 勉
労働条件の明示、退職時の証明
弁護士 井上 幸夫
女性労働者の時間外労働
弁護士 木下 潮音
変形労働時間制の概要と指針
労働省労働基準局監督課
労働基準法改正に関する国会審議について
労働契約・就業規則、関連する新裁量労働制の問題を中心に
連合 総合労働局労働対策局 次長 熊谷 謙一
■座談会 実務労働法研究会
新裁量労働制をめぐって
国会審議を中心に学・労・使の立場から
専修大学助教授 廣石 忠司
一橋大学名誉教授 蓼沼 謙一
一橋大学教授 盛 誠吾
企業実務家 A氏
弁護士 B氏
企業実務家 C氏
企業実務家 D氏
企業実務家 E氏
企業実務家 F氏
労働組合役員 G氏
労働組合役員 H氏
■判例研究 筑波大学労働判例研究会(1)
定期健康診断における医師の注意義務と使用者の健康配慮義務
東京海上火災保険・海上ビル診療所事件(東京高判平10・2・26平7年(ネ)5529号労判732号14頁
東京都第二区画整理事務所換地課木造密集整備担当係長 松尾 政太
■資料
提言=職場と企業の労使関係の再構築(抜粋)
個と集団の新たなコラボレーションにむけて
平成11年6月 社会経済生産性本部 労使関係常任委員会
労働組合員の減少した組合割合が高まる中、今後、「雇用確保問題」を重視する労働組合が増加(平成10年労働組合実態調査結果速報)
労働省発表 平成11年5月 労働大臣官房政策調査部
労働条件明示の様式 労働条件を明示するためのモデル様式(労働条件通知書)
退職事由に係るモデル様式(退職証明書)