季刊労働法205号(2004/夏季)
目次
特集:労働紛争解決のヴィジョン
・ 山川隆一
労働紛争解決システムの新展開と紛争解決のあり方
・ 村中孝史
労働審判制度の概要と意義
・ 宮里邦雄
労働事件の現実と紛争解決システム―労働者側弁護士の立場から―
・ 石井妙子
労働紛争の現状と望ましい紛争解決システム
・ 奥村哲史
紛争解決設計の技術と心理
・ 伊藤 実
労働紛争処理システムの社会的効率性
・ 道幸哲也
集団的労使紛争処理システムからみた不当労働行為制度の見直し
● 第2特集 少子高齢化の中の雇用と年金
・ 手塚和彰
雇用と年金をめぐる日独の最近の変化―解雇制限と雇用保険の法改正を中心として―
・ ベルント・フォン・マイデル
ドイツにおける少子高齢化と年金
・ 神代和欣
パートタイム労働者への年金権の拡大
・ ロルフ・ヴァンク
高齢世代の雇用―ドイツ労働法における高齢被用者―
● 新連載
・ 永野秀雄
知的財産法と労働法 職務発明(1)
● 労働法の立法学
・ 濱口桂一郎
連載第2回 職業生活と家庭生活の両立
● 学匠学林
・ 蓼沼謙一
戦後労働法学の思い出30 労使関係の日本的特色
● 判例解説
・ 根元孔衛
川崎市水道局いじめ自殺事件
● 筑波大学労働判例研究会
・ 早川智津子
在留資格のない外国人と国民健康保険被保険者証不交付処分の適否
● 書評
・ 林 和彦