季刊労働法206号(2004/秋季)
目次
特集:企業組織の再編・変容と労働法
・ 島田 陽一
日本における労働市場・企業組織の変容と労働法の課題
・ 石田 眞
企業組織と労働法―変動の歴史と課題―
・ キャサリン・V・W・ストーン
変わりゆく雇用契約をめぐる法的規制
・ 野田 進
企業組織の再編・変容と労働契約―営業譲渡に伴う採用拒否問題を中心に―
・ 徳住 堅治
企業組織の再編・変容と労働法
・ 中町 誠
合併・営業譲渡と労働関係(使用者側の立場から)
・ 清水 敏
公的サービスのアウトソーシングと公務員の処遇
● 第2特集 少子高齢化の中の雇用と年金
・ ウルリッヒ・ヴァルヴァイ
解雇制限の緩和によりより多くの雇用は生まれるのか
・ 西村健一郎
少子高齢社会と高齢被用者の雇用
・ ヴィンフレート・シュメール
ドイツの少子高齢化と年金改革の方向
・ 山崎 泰彦(本来のサキは大ではなく立)
日本の年金改革の方向
● 研究論文
・ 川口 美貴、古川 景一
懲戒法理の再構成
・ 本田 量平
労働局紛争調整委員会の現状・課題からのぞましい個別労働関係紛争解決システムを考える
● 知的財産法と労働法
・ 永野 秀雄
連載第2回 職務発明(2)
● 労働法の立法学
・ 濱口桂一郎
連載第3回 不当労働行為審査制度をさかのぼる
● 筑波大学労働判例研究会
・ 田中 達也
外資系コンサルタント会社のマネージャーに対してなされた整理解雇の効力
―PWCフィナンシャル・アドバイザリー・サービス事件―
● 書評
・ 長谷川 聡 柴山恵美子・中曽根佐織[編著]