季刊労働法11号(1954/春季)
目次
経営参加の法理
立命館大学教授 浅井 清信
不当労働行為の救済命令について(1)
中労委第一次長 三藤 正
■対談
各国労働法の特色 米・英・加・仏・西独をめぐって
明治大学教授 松岡 三郎
東京大学教授 有泉 享
■判例研究
組合の同意を経ないでなされた就業規則中の賞与規定の変更
東京地裁判決、昭29・1・21、昭和電工事件
一橋大学講師 蓼沼 謙一
賞罰委員会の法的性質について
28・8・8・福岡地裁仮処分申請「日鉄二?鉱業所」事件
九州大学助教授 林 迪広
ピケッティングの正当性と中斗委員の責任
東京地裁、昭和29・2・24決定、三越事件
東京大学助教授 石川 善英
■特集 諸外国における經営参加の研究
アメリカの労使協議制 労組・経営者協議制
日本ILO協会 佐藤 進
英国における産業協議制
静岡大学助教授 角田 豊
フランスの經営協議会
東京大学助手 外尾 健一
西独における経営參加の諸問題
中央大学助手 横井 芳弘
カナダの生産委員会について 松岡三郎教授との一問一答
カナダ労働次官補 エム・M・マックリーン