季刊労働法12号(1954/夏季)
目次
日本の経営参加と労働組合運動
早稲田大学教授 野村 平爾
部分ストとロック・アウト
一橋大学教授 吾妻 光俊
不当勞働行為の救済命令について(2)
中労委第一次長 三藤 正
■判例研究
ピケッティングの正当性と妨害排除
(組合分裂とユニオン・ショップ条項の効力等をめぐって)
前橋地裁・昭和28・12・4判決・東邦亜鉛事件
東京大学特研生 宮島 尚史
再雇用の拒否と不当労働行為
万座鉱山事件・東京地裁・昭和28・12・28・判決
立命館大学教授 西村 信雄
■座談会
裁判所のものの考え 最近の労働裁判例をめぐって
九州大学教授 菊池 勇夫
和歌山大学教授 後藤 清
早稻田大学教授 野村 平爾
立命館大学教授 浅井 清信
辨護士 浪江 源治
都立大学教授 沼田 稻次郎
統一労働運動の問題点
問題史的粗描
東京大学講師 藤田 若雄
戦後日本における爭議形態の発展
附・統計面からみた爭議行為の緒形態
専修大学教授 大友 ?夫
■書評
江渡三郎著 英国の賃金・雇用および労働生産性
日本労働法学会第8回大会
佐藤