季刊労働法18号(1955/冬季)
目次
懲戒権の法的根拠
慶応大学教授 峯村 光郎
懲戒解雇と就業規則
東京大学教授 石井 照久
日本における懲戒権の現実と法規制
東京大学特別研究生 花見 忠
■判例研究
組合員除名の当否と爭議の正当性
杉田屋印刷事件
学芸大学助教授 楢崎 二郎
ユニオン・ショップと解雇
中国電力事件(広島地裁判決昭30・7・30)
早大大学院労働法ゼミナール
苦情処理規定の解釈と適用
川崎製鉄懲戒解雇事件、神戸地才判決昭和30・6・3の批評
和歌山大学教授 後藤 清
■諸外国における解雇の法制と運営
イギリスにおける雇傭契約法の法理と解雇の運用
東京大学社研助手 秋田 成就
フランスにおける解雇の法理
東京大学社研助手 外尾 健一
西独の解雇制限に関する法制
中央大学助教授 横井 芳弘
ソ連における解雇の法制と運営
中労委調整第2課長 米沢 信二
■座談会
生産性向上と解雇をめぐる諸問題
早稲田大学教授 野村 平爾
法政大学助教授 舟橋 尚道
明治大学教授 松岡 三郎
一橋大学教授 山中 篤太郎
日本労働法学会第11回大会
島田