季刊労働法22号(1956/冬季)
目次
日本における連合団体
上部組織の労働法上の地位組織論からみた
明治大学教授 松岡 三郎
スト規制法の存廃問題をめぐって
和歌山大学教授 後藤 清
就業規則改正問題の焦点と背景
静岡大学助教授 角田 豊
就業規則の法的性格と規律の限界
京都大学助教授 片岡 昇
■判例研究
経歴詐称は懲戒解雇の事由となるか
川崎製鉄(株)事件、神戸地裁 昭31・7・30判決並びに川崎製鉄(株)事件、神戸地裁 昭30・6・3判決
東北大学教授 津曲 蔵之丞
虚構の事実の宣伝と組合活動
スキャップ禁止協定違反の出荷とピケッティングの限界
昭和電工事件(東京地裁決定 昭和31年8月15日)
早稻田大学大学院労働法ゼミナール
争議行為を理由とする懲戒解雇と不当労働行為
三井造船玉野製作所事件(岡山地裁・昭和31・5・7判決)
東京大学特研生 花見 忠
解雇権の基本的な考え方と最近の諸問題
東京地裁判事 西川 美数
■座談会
公共企業体等労働委員会に期待する
東京大学(社研)助教授 磯田 進
非現業共済組合連合会理事長 今井 一男
早稲田大学教授 野村 平爾
明治大学教授 松岡 三郎
■最近の賃金問題の焦点
産業別保障賃金
総評調査部 小島 健司
最近の労働組合の賃金政策について
産業別最低保障給と最低賃金制
法政大学教授 舟橋 尚道
退職金制度の性格と今後の方向
東京大学(社研)助教授 氏原 正治郎
社会政策学会第14回大会
法政大学 舟橋
日本労働法学会第13回大会
東大 花見