季刊労働法23号(1957/春季)
目次
爭議手段としての出荷阻止の法理
東京都立大学教授 沼田 稲次郎
臨時工 その法律関係の体系的考察
明治大学講師 宮島 尚史
労働爭議と賃金債権
東北大学助教授 外尾 健一
■判例研究
船員の雇入契約と雇傭契約の解除
駐留軍用船BD606号解雇事件 東京地裁 昭和31・9・24判決
早稲田大学大学院労働法ゼミナール 山本 博
自由労働組合の団体交渉権
三重自由労組事件 津地裁 昭和31・3・2判決
熊本大学講師 荒木 誠之
企業解散の自由と不当労働行為
太田鉄工所事件、大阪地裁昭和31年12月1日判決 大阪高裁昭和31年12月27日決定
中央大学助教授 横井 芳弘
■アンケート
労働次官通牒「団結権、団体交渉その他の団体行動權について」に関する[日本労働法学会理事並びに裁判官の見解]
立命館大学教授 浅井 清信
京都大学助教授 片岡 昇
九州大学総長 菊池 勇夫
大阪地方裁判所判事 木下 忠良
静岡大学教授 熊倉 武
和歌山大学教授 後藤 清
学芸大学助教授 楢崎 二郎
東京地方裁判所判事 西川 美数
都立大学教授 沼田 稲次郎
早稲田大学教授 野村 平爾
九州大学助教授 林 迪広
東京大学講師 藤田 若雄
明治大学教授 松岡 三郎
東京地方裁判所判事 柳川 真佐夫
産業の近代化と労働条件の変化 企業調査をもととして
日本開発銀行経済調査課長 宮下 武平
生産性向上運動と労働組合の闘争態度について
東京大学講師 藤田 若雄
■紹介
刑事共謀罪の理論とアメリカ労働運動
マーチン・チャンセイ
刑事共謀罪の理論とアメリカ労働運動
熊倉 武