季刊労働法172号(1994/夏季)
目次
■時論
リストラ出向と中高年ホワイトカラー
八千代国際大学教授、一橋大学名誉教授 蓼沼 謙一
■座談会
経営環境、雇用システムの変化に伴う
企業のリストラと新たな労働法の焦点
東京大学教授 菅野 和夫
弁護士 宮里 邦雄
弁護士 宮本 光雄
■企業のリストラと労働法
出向・再出向・復帰の法的基本構造
立教大学教授 小西 國友
環境変化と労働条件の変更をめぐる判例法理
京都大学教授 西村 健一郎
企業におけるリストラの取り組み
人と企業の関係の再構築にむけて
富士電機株式会社常務取締役 加藤 丈夫
■ずいひつ
女性進出の将来
作家 童門 冬二
■特別研究
船員労働法と労働時間
神戸商船大学教授 照井 敬
■実務労働法研究9
職場における「セクシャルハラスメント」について
連合雇用対策局部長 熊谷 謙一
■文献研究12
労働協約の規範的効力
千葉大学助教授 中窪 裕也
■季刊労働法創刊40周年記念企画 学匠学林
戦後労働法学の思い出(13)学史の節目
八千代国際大学教授、一橋大学名誉教授 蓼沼 謙一
■外国法研究
オーストリアにおける従業員代表法制と運用実態
岡山大学教授 藤内 和公
ドイツにおける疾病時の賃金継続支払
京都大学大学院 水島 郁子
■労委制度研究会ノート2個別的労使紛争と労委制度
東京都地方労働委員会事務局 直井 春夫
個別的労使紛争と労委制度
東京都地方労働委員会事務局 成川 美惠子
■労働判例解説
チェック・オフ協定の法的効力
淑徳大学教授 辻村 昌昭
労働組合の会社取引先への取引停止要請行動の正当性
亜細亜大学教授 石井 保雄
女子パートタイマーの雇止めの法的効果
八千代国際大学助教授 藤原 稔弘