季刊労働法173号(1994/秋季)
目次
■時論
労働組合と立法政策
法政大学教授 山本 吉人
■連合の政策制度参加
連合の政策・制度要求運動の展開と課題
5年間の総括
法政大学大原社会問題研究所助教授 五十嵐 仁
連合の政策制度参加の展開について
雇用対策を中心に
連合・雇用対策局長 松浦 清春
■座談会
現代日本のネオ・コーポラティズム
政策制度参加・決定の方向をもとめて
早稲田大学助教授 篠田 徹
連合総合生活開発研究所研究員 鈴木 不二一
ゼンセン同盟常任中央執行委員 逢見 直人
■ずいひつ
いよいよオーウェル的社会に
作家 童門 冬二
■特別研究
国際的労働関係と労働基準法
武蔵大学助教授 山川 隆一
自宅待機命令に関する法的考察
弁護士 香山 忠志
■文献研究13
労働契約の終了(2・完)
成蹊大学助教授 森戸 英幸
■海外四季報
世界貿易機構(WTO)と社会条項
早稲田大学教授 鈴木 宏昌
■季刊労働法創刊40周年記念企画 学匠学林
戦後労働法学の思い出(14)高度成長始動期
八千代国際大学教授、一橋大学名誉教授 蓼沼 謙一
■実務労働法研究10
企業のリストラと労働判例の動向(上)
一橋大学教授 盛 誠吾
■労委制度研究会ノート3
管理職組合と労委制度
東京都地方労働委員会事務局審査室 成川 美惠子
■書評
労働の方と政策
安枝英?著
労働省大臣官房政策調査部長 太田 芳枝
■労働判例解説
会社管理職らによる暴行行為等と不法行為の成否
八千代国際大学助教授 藤原 稔弘
人材スカウト業と職安法上の有料職業紹介
相模女子大学講師 小俣 勝治
「世帯主」「勤務地域限定」基準と女子賃金差別
亜細亜大学教授 石井 保雄
オール歩合給によるタクシー乗務員の時間外・深夜労働と割増賃金請求権
北海学園北見大学助教授 新谷 眞人
国際労働関係の適用法規の決定に関する一考察
労働契約準拠法と関係諸国の強行法規との適用関係を中心に(1)(2)
陳一
■論文紹介
パートタイム労働の法律政策(1)(2)(3)
フランス法とドイツ法の比較法的検討
水町 勇一郎
ドイツ労働法における使用者責任の拡張
出向、事業場内請負、労働者派遣、親子会社における労働法的第三者関係
鎌田 耕一
ドイツ経営組織法における社会計画制度(1)(2)(3)
その問題点と改革の方向
藤原 稔弘