季刊労働法178号
目次
■時論
均等法10年の再検討
上智大学教授 花見 忠志
■性差別禁止立法への提言
雇用機会均等法から性差別禁止法へ
中央大学教授 山田 省三
均等法改正、カナダとアメリカからの示唆
愛知学院大学教授 桑原 昌宏
性差別救済手続きに関する提言
弁護士 中野 麻美
均等法下の雇用差別の実態 「女子学生の就職難」の視点から
日本経済新聞記者 礒 哲司
■たいろん
均等法10年を迎えて
日経連法制部長 稲庭 正信
均等法10年を迎えて
連合労働局部長 熊谷 謙一
■連載(1)
カナダにおける男女同一価値労働同一賃金法制の展開と課題(1)
日本女子大学教授 木村 愛子
■特別研究
フーゴ・ジンツハイマーと日本の労働法学
日本文理大学教授、神戸大学名誉教授 久保 敬治
フランス労働法における「有利性」の原則
京都府立大学女子短期大学部専任講師 奥田 香子
ドイツ労働法における真正貸借労働関係の法理
三当事者間における労働契約上の権利義務関係の考察を中心に
神戸大学大学院法学研究科博士後期課程、日本学術振興会特別研究員 中内 哲
■追悼
青木労働法学の軌跡
法政大学教授 山本 吉人
青木宗也先生の生涯と思い出
法政大学教授 金子 征史
■ずいひつ
新宿ホームレス考
作家 童門 冬二
■季刊労働法創刊40周年記念企画 学匠学林
戦後労働法学の思い出(18)組合分裂と法
八千代国際大学教授、一橋大学名誉教授 蓼沼 謙一
■労委制度研究会ノート7
新しい形態の裁量行使
京都府地方労働委員会事務局 宮本 照夫
新しい形態の裁量行使
京都府地方労働委員会事務局 山本 毅志
新しい形態の裁量行使
京都府地方労働委員会事務局 八木 寿史
■労働判例解説
併存組合の一方へのチェック・オフ継続が不当労働行為とされた場合の救済方法
亜細亜大学教授 石井 保雄
外資系航空会社従業員らに対する変更解約告知の効力
大阪工業大学助教授 藤原 稔弘
酒気を帯びて同僚のバスの発車を遅らせたこと等を理由とする普通解雇の効力
北海学園北見大学助教授 新谷 眞人
組合集会のための企業施設の利用拒否と支配介入
相模女子大学講師 小俣 勝治
■書評
職場における自立とプライヴァシー
道幸哲也著
筑波大学大学院、労働法研究会 幡野 利通
スイス労働契約の研究
中野育男著
法政大学教授 高藤 昭