季刊労働法234号
「労働法のエンフォースメントを考える」
が平成23年9月15日に発売となります。
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●ブラック企業という言葉がかなり浸透しています。労働法が職場のルールになるはずなのに、なぜルール違反が横行しているのかという視点から、今号では、労働法のエンフォースメントを検討します。
第2特集では、ISO26000の発効、OECD多国籍企業ガイドラインの改定、日本経団連企業行動憲章の改定といった動きを見ながら、環境分野などに比べ進んでいないといわれる労働分野におけるCSRを今一度検討してみます。
連載、文献研究労働法では「雇用平等」を、ローヤリング労働事件では「労働者側の立場から見た訴訟・仮処分」をテーマにします。
季刊労働法 234号(2011年・秋季)
特集
労働法のエンフォースメントを考える
■鼎談 問題提起・労働法とエンフォースメント
野川 忍 島田陽一 山川隆一
■労働安全衛生関連法の実施(エンフォースメント)に関する諸外国の事例 田口晶子
■企業側実務家から見たエンフォースメントと労働法 北岡大介
第2特集 労働CSRに関する新動向
■CSR?法としての機能とその限界 吾郷眞一
■労働に関するCSRの進展とその課題 足達英一郎
■ISO26000(組織の社会的責任)の動向と課題 熊谷謙一
■CSR報告書と「労働」情報の最近の状況 山田靖典
■サプライチェーンと人権のCSR 岩附由香
研究論文等
■労働法の立法学 OL型女性労働モデルの形成と衰退 濱口桂一郎
■労働事件ローヤリング 訴訟・仮処分 井上幸夫
■文献研究労働法 非典型労働者の均等待遇をめぐる法理論 大木正俊
他研究論文、判例解説等も掲載しております。
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(2011年9月 1日 更新)