―職場の労務問題をふまえて、労災リスク軽減のための実務ポイントを集中解説―

厚生労働省は今年６月に、昨年度の「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」まとめを発表しました。精神障害において、認定の件数が激増し過去最高となったことについて、多くの関心が寄せられました。認定の増加の一因として、認定審査の迅速化を目指し一昨年末に行われた、精神障害の労災認定基準の改正（新基準）があります。この新基準は多くの項目で構成され、認定時には複数の基準が複雑に関連しあうなど、理解が難しく大変悩ましいものですが、職場の労災リスクの軽減にはご担当者における理解が欠かせず、従業員の健康やメンタルヘルスへの対策がますます重要になってきております。
　そこで本セミナーでは、担当者が知っておきたい認定基準の徹底理解として、職場の労務問題をふまえながら、実践的に解説いただき内容の理解を深めると共に、労災リスク軽減のための実務上のポイントを解説いただきます。
労働基準監督署労災課長や労働局労災補償監察官を歴任され、労災認定や給付業務に精通される高橋先生ならではの実務に即した具体的説明に加え、皆様のご質問を事前に受付し当日の解説に反映していただきます(※) 。当日も出来る限り皆様の質問にお答えいただきます。人事総務をはじめ労務担当の皆様のご参加をお待ちしております。