第2630回「BYOD(Bring Your Own Device)をめぐる諸問題」
―従業員の私物の情報通信端末が業務に利用される場合の留意点と実務対応等―
高機能な情報通信端末が世の中に普及し業務にも活用されるなかで、昨今は「BYOD」という言葉を目にするようになりました。これは「Bring Your Own Device」を略したもので、主に持ち運び可能な従業員の私物の情報通信端末を、業務に利用することを指しております。
近年はWLBや在宅勤務の推進などで従業員の就業スタイルは多様化しておりますが、さらに私物の情報通信端末の利用により、会社にいなくてもそれに近い状態での仕事が可能になり、業務の効率化やスピードアップも実現しております。このようなメリットがある一方、情報管理の強化やコンプライアンスに注力する企業としては、私物の情報通信端末を利用する従業員の管理(特に未成熟な従業員への対応)やBYOD普及上のリスク、シャドーIT(無許可またはルール未整備下での利用) への対策なども無視できないと思われます。また、不適切な運用はサービス残業の温床となる可能性もあります。
そこで今回はこの問題に詳しい特定社会保険労務士の岩﨑先生を講師にお招きし、BYODに関する留意点や最近の就業スタイル多様化への対応などについて解説いただきます。ぜひご利用下さい。
【重要ポイント】 BYODのメリットと問題点、ルール整備やリスク対策、多様化する就業形態と労務管理 等
講師紹介
岩﨑仁弥 氏
特定社会保険労務士/株式会社リーガル・ステーション代表
特定社会保険労務士、株式会社リーガル・ステーション代表取締役、行政書士。
調和ある働き方と共鳴する職場づくりを目指す日本で最初の職場マイスター。
人事・総務関係業務に10年間従事後、講師業に転身し、雑誌等の執筆も開始。
現在は各企業に向けた労務コンサルティングのほか、労働時間管理や就業規則に関する諸法令等をビジュアル的かつ明快に解説した著書、実務セミナーでの講演等、実績多数。
開催概要
会 期 | 2013年10月11日(金)15:00-17:00 |
---|---|
会 場 | MAP高田馬場センタービル 3F 東京都新宿区高田馬場1-31-18 ※JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅(戸山口)」より徒歩約3分 東京メトロ東西線「高田馬場駅(3番出口)」より徒歩約5分 東京メトロ副都心線「西早稲田駅(2番出口)」より徒歩約6分 |
参加費 | 法人会員様は5名様まで無料です。 非会員様ご参加の場合、お一人様12,600円(税抜き12,000円)となります。 |
注 意 |
- お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
- 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
- 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。