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【関西地区】賃上げ問題と統計指標・データ活用の実際/深刻化する長時間労働・違法残業の現状と課題

関西地区例会(2部構成)
■賃上げ問題と統計指標・データ活用の実際
■深刻化する長時間労働・違法残業の現状と課題

講師紹介

居樹 伸雄

関西学院大学 社会学部教授

下川 和男

下川和男法律事務所 弁護士

開催内容

第一部 賃上げ問題と統計指標・データ活用の実際/講師:居樹 伸雄

―統計資料に見る2006年賃金決定への環境と課題―

今春の賃金交渉では景気回復を受けて賃上げを求める声が高まっています。賃上げを含む賃金問題を今考える上で、具体的指標となる賃金統計・データをどう活用すべきなのか、現状はどうなっているのか、最新資料を基に分析を試みるものです。今回は、賃金問題に詳しい関西学院大学社会学部教授の居樹伸雄先生をお迎えし、データ活用の実際、賃金決定のポイント、実務上の課題等についてお話を伺います。

 

★重要ポイント

1.参照すべき主要統計資料とその特徴、見方・考え方、注目すべきポイントは何か

2.注目集める職種別賃上げ・賃金と賃金制度の新しい流れ

 

第二部 深刻化する長時間労働・違法残業の現状と課題/講師:下川 和男

―労働基準オンブズマン活動による違法残業撲滅への取り組み―

大阪を中心に、違法な長時間労働によって引き起こされる過労死・過労自殺の根絶を目指して活動を続ける学者、弁護士、過労死労働者の遺族や現役労働者で作る市民団体「労働基準オンブズマン」。昨年11月同オンブズマンの調査により大阪の主要企業の約半数の労使協定で月平均80時間の「過労死ライン」を超えていることが判明。第二部では、労働基準オンブズマン事務局長としてこの問題に取り組まれている弁護士の下川和男先生に長時間労働と違法残業の実態、あるべき対応と今後の展望等についてお話を伺います。

 

★重要ポイント

1.36協定で定める労働時間延長に対しては、その限度基準が平15.10.22厚生労働省告示355号で示されている。

2.使用者の立場からすれば従業員の労働時間を把握すること、労働者からすれば自らの労働時間に関心を払い自覚することは極めて重要である。

開催概要

会  期 2006年3月17日(金)15:00-17:00
会  場 MAP大阪YMCA国際文化センター
大阪市西区土佐堀1ー5ー6
TEL:06-6441-0893
※地下鉄四つ橋線 肥後橋駅下車 2号出口 徒歩5分
参加費 会員様は何名様でも無料です。
注  意
  • お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
  • 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
  • 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
  • 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
    みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
    口座名 株式会社労働開発研究会
  • 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。

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